読書記録


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子供が生まれたから保育園を創りました。
なぜそうなるの?と、思いました。
そんな疑問を抱きながら、読み終わり、この本は、出逢いの本だと思いました。
こんなに苦しい思いを乗り越えてまで、達成させたいと思うエネルギーってなんだろう?
親が子供を選ぶのではなく、子供が親を選んで来たとするのなら。
タイトルの「子供が生まれたから保育園を創りました」と、作者とお父さんの会話の中の「そんなん息子やもん」とが繋がる。
作者が困難を乗り越えてまで達成したいと思う、強いエネルギーを感じた。
人生で初めての出逢いは家族。
作者は自分の事を「普通の男」と書いている。
誰でも生まれた時は「普通の人」。生きて行く上で、様々な出逢いの中で、夢が見つかったり挫折したりを経験する。出逢いが人を成長させるのだと、この本は教えてくれる。出逢いは捉え方次第で、自分の中の可能性を引き出してくれる。神様は、私たちの前に出逢いを置く。それはきっと、誰にでも平等に、置くのだろう。
「普通の男」が「様々な困難を乗り越え、夢を達成し続ける人」になる為の教科書だと思う。